この先の人生

正月休みに帰省した。

久しぶり(といっても約5ヶ月ぶり)に帰った我が家、家族、そして慣れ親しんだ街並みは、おそらく住処としていなかったお陰かとても強く心に響いた。

同時に早く帰りたいとも強く思った。

 

私の心は結局何を求めているのだろうか?

 

遠く離れた時間は青年期まで過ごした風景をより一層引き立てている気がする。

おそらく帰ったとして数年も住めば当たり前になってしまうかもしれない。しかしながら、故郷の進む速度はとかに比べて早くおそらく飽きるなんてことはない。

この場合、私は特別な故郷を望んでいるのだろうが、それは違う。

 

となるとやはり帰りたいという気持ちは、家族にある。

私は友達が少ない…いや、ほぼいないといっても過言ではない。

だから、今の赴任先では、一人で過ごす時間が長い。

別に人間が嫌いとかじゃない。

昔、人を避ける体験があり、それが癖となって現在まで続いてる。

そのせいで慢性友達自ら作らない症候群、簡略化すれば、受け身人間となってしまった。

自覚症状はあっても治そうと思っても一向に変わらない。

なかなか忍耐力に乏しく、自分を変えることができないから、なお悲しい。

まぁ、たまに孤独を感じた時は寂しさをひしひしと感じるが、普段は特に何でもなくなってきた。

でも、家族と正月休みを過ごして、親戚に会うとやはり近くに温かい人間がいるとなんだか心がウォームアップしたように温かくなるのを改めて感じた。

つまり、話を戻すと家族と近くにいたい。

休日は一緒に電車で街に繰り出し、映画を観たり、ご飯を食べたりしてたくさん思いを共有したい。

どうあったって孤独の中には生きられない、自分も人間なんだと思った…気づいてしまった。

だから、本当は帰りたい。

 

でも生きていくには、誇りと思ってもらうには仕事は何でもいいわけじゃない。

そこがネックなのだ。

今一番の人生の悩み。

自己分析をしつつ、どこに辿り着けばいいか検討しているが、なかなか難しい…

 

まっ、また明日から頑張って早めに目処をつけよう。